正しい×化学=面白い

化学にまつわること、化学メーカーにまつわること、化学の考え方を技術者視点で発信してます。

現役社員が語る!化学メーカー(企業)の違いを探す前に見るべきこと

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どうも、おるなけです。

 


就活における業界研究であったり、企業研究をするなかで、どの職種にしようかなと考えた先に必ずぶち当たる疑問があります。


それは、「業界は何となく分かった。でも企業それぞれで何が違うの?」ということ。


どの業界にも言えることですが、業界にはたくさんの企業があるなかで、それぞれが異なるビジネスを行い、風土も異なり、給料も異なりと、ある種無数の違いがあります。ただ、端から見ている分には、その違いに対して具体的なイメージが沸きにくいです。


そのため、就活中に何処に行きたいかが分からなくなることが往々にしてあると思います。
(自分はここの企業だ!と思える人には無縁の世界かも知れません)

 


そこで今回は、「化学業界」に絞り、化学メーカー技術者視点での「違い」、それに対してどう考えるべきかを述べていきたいと思います。

 

化学メーカーとは?


こちらに関しては過去の記事を参考にしていただければと思います。文系、理系向けそれぞれに化学メーカー技術者としての考えを記載してます。


過去記事(文系編)

 

tadashii-kagaku.hatenablog.jp

 


過去記事(理系編)

 

tadashii-kagaku.hatenablog.jp

 


では本題へ参りましょう。

 

化学メーカーの違いとは?


まず違いを生む要素をネットで調べて出てくる情報を挙げられるだけ挙げてみます。

 

  • 年収、初任給
  • 売上、規模、株価(上場企業の場合)
  • 製品(分野)
  • 収益
  • 企業理念
  • 雰囲気(就活ページの先輩社員の声等)
  • 福利厚生(社宅、寮)の有無
  • ニュース、新聞に出てくる開発製品
  • 2chでの噂

 


挙げればきりがありませんが、ざっとこんな感じかなと思います。化学メーカーに限らないものも多いですが。。


企業のホームページを見て、こういう製品開発に携わりたい!という考えがある人も中にはいることかと思います。
私が就活していた時は、先輩社員の声を見て、自分の中でどんな会社かを想像していました。

 


ここまではよくある情報から目に見える違いを列挙しました。

 

 

目に見えない違いとは?


これもきりが無いくらい多いです。働く環境、配属先のチーム体系、任される仕事内容等々。
ただ、働く上で重要なことにしぼると以下の2点になると思います。

 

  1. 実際の働く雰囲気
  2. 実際の開発

 

実際の働く雰囲気


就活の際、説明会等で企業の方(OB、OG含む)と話す機会はあるかと思います。
就活中の皆さんは、その方々から多くの情報を得て、企業を判断する材料にしていると思います。


しかし、その情報はとてつもなく偏った情報だということを理解した上で活用する必要があると思います。


何故なら、数百、数千人の規模の会社の場合、その情報は企業の社員情報の1%にも満たないからです。


その一人の情報を鵜のみにするということは、ある大学生一人の情報からその大学、大学生活を判断すると同義になります。
大学にはものすごくいろんな人がいますよね?企業も同じです。

 

実際の開発


ホームページや説明会で目にする情報は最新の情報でない上に、具体性に大きく欠けています。
実際の開発はもっと進んでいたり、下手すれば入社時点で案件自体が無い場合もあります。
そのため、この開発が面白そうだ!と思って入社しても、その期待に応えられる企業は一握りだと思います。よほど専門性がマッチしない限り、希望の職種には配属されず、全くやったことの無い仕事、開発、研究をするのが実情です

 

じゃあ、何を見たらいいのか?


働く雰囲気、やりたい開発よりも、もっと重要なことを自分の中から見つけることです


どう生きていきたいか、例えばとてつもなくお金が欲しいか、何処に住みたいか、出世したいか、ワークライフバランスのとれた人生を歩みたい、何でもいいですが、譲れないことを一つ考えてみるんです。


また、心の底からやりたいと思えることを見つけることがとても大事です。
言葉にすることは簡単ですが、これが意外と難しいかもしれません。


実際、やりたいことが分からない人も多いのではと察したりしています。でも、分からないときは、分からないと割りきって、受け入れる。受け入れた上で、どうしたらいいかをゆっくりと考えてみることから始めましょう。

 


私の場合、化学で人を幸せにすること+自分か幸せになることが目的です。就活の際はそれが実現できそうな企業を選び、タイミングも相まって入社し、今日に至ります。


働く環境に左右されない意思を持つこと、それが人生の一部を捧げる企業選びにつながるものと信じています。そして、後悔の無い選択につながると思います。

 

さいごに


化学メーカー別の違いは上記に記載した通り、たくさんあります。ただその違いにフォーカスする前に、自分の本当にやりたいこと、成し遂げたいことに着目してみましょう。それが決まれば、どんな会社ならそれを実現できそうかという目線で企業を選ぶことが出来ると思います。

 


では。