正しい×化学=面白い

化学にまつわること、化学メーカーにまつわることを技術者視点で発信してます。

高校化学と大学化学の違いって?

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どうも、おるなけです。

 


前回化学が意味不明と感じる高校生向けに記事を書きました。

 

tadashii-kagaku.hatenablog.jp

 


今回は、大学進学を目指す高校生、しかも化学やろうか迷ってる人へ向けた記事です。


また、お子さんが化学の道へ進む親御さんにとっても、自分の子供が学ぶことを何となく知れるのではと思いますので、是非ともお読みいただけたら幸いです。


では、高校化学と大学化学の違いは何なのか。
化学を学び、化学でご飯を食べている化学メーカー技術者視点で書いていきます。

 

高校化学、大学化学を一言で表すと?

 

  • 高校化学:ほぼ暗記でなんとかなる学問
  • 大学化学:原理+考え方を学ぶ学問

 

高校化学について


学ぶ範囲はある程度満遍なく学ぶ一方、それぞれの範囲での学習内容が浅くなります。
そのため、一部原理を考える必要はありますが、結局暗記せざるを得ないと言えます。


高校の頃、化学がよくわからなかった、となるのは、理解よりも記憶することが多かったせいもあるかもしれません。

 

 

大学化学について


大学化学を学んだことがない人は、全く想像つかないと思います。実際学ぶことが多いため、ここで全てを伝えられるのは正直難しいですが、かいつまんで説明します。

 

大学化学の種類


有機化学無機化学、物理化学…等々。主なものはこんな感じです。他にもたくさんありますが、高校時代「化学」とひとくくりにされていたものが、より細かく分けられているとイメージしてもらえたらと思います。

 

大学化学は実験あるの?


カリキュラムにもよりますが、学部生の時には学生実験というものがあります。高校生よりも実験をやるのが、大学化学の特徴でもあります


また、本格的に実験するのは、大学4年からです。
大学4年~大学院(進む人は)では、ほぼ毎日実験の日々と言っても過言ではありません。

 

大学化学は高校で想像する化学と何が違うのか?


高校は化学反応を覚える
大学は化学反応をつくる


先程書きましたが、高校化学では化学反応をある意味覚えなければなりません。
大学化学でも、ある程度の記憶が必要にはなります。しかし、それよりも化学反応の原理を理解した上で化学を学び、いずれは新しい化学反応をつくることが求められます。

 

 


新しい化学反応をつくるとは


新しい物を生み出すということ

 


大学では、最先端の研究にどっぷり浸かることになります。会社に入って思うのは、大学の研究が本当に最先端だったんだなということです。


何故なら、自分が生きている間に恩恵を受けられるかどうかぐらい先の研究をするからです。そのため、研究の先が想像が出来ないことも多々あります。

 

さいごに

野球で例えると

高校化学は入門(ボール拾い)
大学化学は練習と試合
会社(化学メーカー)の化学は甲子園といったところです。
プロは大学教授かな?

 

高校化学が化学の全てとは思わず、化学自体を長い時間軸で捉えてもらえると、奥深さを知ることができますよ。

 


では。